エピソード一覧
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第1話 スマホの中の私 2026年7月4日(金)23:00深夜1時、眠れない女子高生・花がカメラアプリを起動する。画面越しの暗い部屋に、もう一人の自分が立っていた。
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第2話 向こうに誰かいる 2026年7月11日(金)23:00深夜のビデオ通話中、友人・莉子が突然「後ろに誰かいる」と指差す。振り返った先には——誰もいなかった。
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第3話 動体検知 2026年7月18日(金)23:00深夜、見守りカメラの通知が届く。映像に動くものはない。だが検知履歴は毎晩同じ時刻を指し——今、カメラが映しているのは私の部屋の前だった。
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第4話 もうひとつのピン 2026年7月25日(金)23:00深夜、母と使う位置情報共有アプリに、誰のものでもないピンが自宅の中に表示されている。履歴を遡ると、それは毎晩同じ時刻に現れ、少しずつ自室に近づいていた——今夜、二つのピンが重なる。
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第5話 きこえる 2026年8月1日(土)23:00眠れない深夜、スマートスピーカーの音声履歴に、自分が話していないはずの発話ログが毎晩同じ時刻に残っていた。それは一晩ごとに長く、はっきりした言葉になっていく。電源を抜いても履歴は消えず——今夜03:03、最新の一行は主人公の名前を呼んでいた。
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第6話 次の字幕 2026年8月8日(土)23:0017歳の凪は、ひとりで深夜番組を見ていると、番組と無関係な字幕が室内の音を5秒前に言い当てることに気づく。 字幕が示す音は廊下からドアの前、ベッドの横へ近づき、字幕オフ・消音・電源断でも止まらない。 最後に黒い画面へ「うしろで、息を吸う」と出た5秒後、凪のすぐ背後で息を吸う音がする。
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第7話 印刷中 2026年8月15日(土)23:00深夜、学校の課題を印刷する真白のプリンターから、送っていない「部屋.pdf」が出てくる。履歴を調べると、毎晩02:22に「玄関→廊下→部屋」と近づく未送信ジョブがあり、削除して電源を抜いても印刷は止まらない。最後の紙には現在の自室と、真白の「背後 0m」を示す黒い印が描かれている。
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第8話 内側から 2026年8月22日(土)23:001. 学生寮の一人部屋で、栞が就寝前にスマートロックを施錠すると、触れていないのに10秒後「手動解錠(室内側)」と通知される。 2. 再施錠しても毎回正確に10秒後に解錠され、宿直への確認、室内確認、電池の取り外し、ドアストッパーでも止められない。 3. 最後に、外した電池を持つ栞の目の前で室内側サムターンが回り、操作する何かが最初から同じ部屋にいると分かる。
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第9話 掃除のあと 2026年8月29日(土)23:001. 両親が外泊し一人で留守番する環は、深夜01:30、充電台から動いていないロボット掃除機の清掃完了通知を受け取る。 2. 履歴を調べると、毎晩01:30に廊下から自室へ伸びる走行線が記録され、その終点は一晩ごとに環のベッドへ近づいていた。 3. 環が本体の電源を切って抱えても地図の更新は止まらず、走行線はベッドの下へ到達して「清掃中」と表示される。
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第10話 同じ重さ 2026年9月5日(土)23:001. 両親の外泊中、一人で留守番する千景は、スマート体組成計に自分のものではない深夜の計測履歴を見つける。 2. 未登録の値は毎晩02:13に記録され、一晩ごとに千景の48.6kgへ近づいていたため、千景は履歴を消し、連携を解除し、電池を外す。 3. それでも空の体組成計は02:13に48.6kgを示し、アプリはその計測を「登録者・千景と一致」と記録する。
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第11話 点灯履歴 2026年9月12日(土)23:001. 両親が二泊の外出中、17歳の紬は、誰もいない二階廊下のスマート照明が02:40に点いたことに気づく。 2. 履歴を調べると、照明は毎晩02:40、玄関から階段、二階廊下へと一晩ごとに紬の寝室へ近づいていた。 3. 翌夜、紬が自動設定を消し、主電源を切り、寝室の電球まで外して待つと、02:40に手の中の電球が点き、アプリへ `寝室・点灯` と記録される。
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第12話 入場記録 2026年9月19日(土)23:001. 部活の遠征から終電で帰宅した17歳の遥は、手元の交通系ICカードと同じ番号で、毎晩02:17の身に覚えのない入場記録が残っていることに気づく。 2. 入場場所は隣駅、最寄り駅、自宅玄関と一晩ごとに遥へ近づき、遥がカードを利用停止してアプリ連携を解除しても記録は止まらない。 3. 今夜02:17、停止済みカードの最新履歴が `利用場所:自室/入場` と表示し、何かが遥のいる部屋へ入ったことが分かる。